top of page
Biography
小出麻代 | MayoKoide
1983年大阪府生まれ/在住。2009年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻修了(版画分野)。
ある場所や環境に結びつく記憶を読み込み、「精神的な拠り所としての場所/環境と人間との結びつき」をテーマに、社会の大きな流れの中で言語化された/されなかったこころの
動きを作品空間に表出させることを試みる。対象を塊としてでなく、個別具体的な層が積み重なってできているものとして捉え、自身の出自である版画の製版プロセスのように、その構成要素を解きほぐしながらひとづずつの関係性を探り、それぞれが浸透しあう状況をつくっていくことを作品制作の方法としている。
他者や自身の言葉・オブジェクト・写真や映像などの要素を発表場所の持つ特性と重ね合わせ、生じる光や音、空気の揺れなども含めたインスタレーション作品を制作する。
主な展覧会に個展「とるに足らぬものなど何ひとつない」(Gallery PARC/京都)2024、「尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展『声声が灯して The polyphony of our narratives』」(尼崎市総合文化センター旧結婚式場/兵庫)2024、グループ展に「生業・ふるまい・チューニング 小出麻代ー越野潤」(京都芸術センター)2018、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015 枯木又プロジェクト」(旧中条小学校枯木又分校/新潟)2016、アーティストインレジデンスに「END OF SUMMER2018」(Portland/US)など。
Selected Works
個展「とるに足らぬものなど何ひとつもない」
2024
個展「声声が灯して」
2023
個展「形代」
2020
bottom of page